嘘はつけない!庭屋の本音!

外構・庭・エクステリアの疑問に答えます。

外構のアプローチで気を付けたい3つのコト

アプローチの必要性

 外構工事の中でアプローチのデザインや動線は必ず必要になってきます。敷地の外と住宅を結ぶ部分であり、門周りと共に住宅の印象を大きく変える要素となります。門周りと同じで、住宅のトータルイメージを重視したプランニングの必要があります。道路から住宅の玄関を結ぶ動線の機能、道路から玄関までの空間で変化を見せることがアプローチの役割だと思います。

 安いだけのエクステリアでは、玄関からストレートにアプローチをとったりと、変化のない単調なデザインで施工されていたりと残念なモノを見かけます。アプローチの重要性や、ポイントだけ少しでも分かってもらいたいと思い、簡単にまとめてみました。

 

  1. 玄関とアプローチまっすぐでもいいの?
  2. アプローチの素材に何を使う?
  3. 住宅のデザインと調和はとれていますか?

簡単に三つだけに絞ってみました。

図面を見てすぐわかる部分ですので是非見てみてください。

 

 

 

1.玄関とアプローチはまっすぐでもいいの?

 玄関とアプローチがまっすぐつながっている住宅ってどこか単調で、あんまりセンスを感じないなと思いませんか?最近ではカフェやパン屋さんの店先のアプローチに植木や壁などがあってくねくね曲がってから入ることもあると思います。

 

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どちらの方がいいのでしょうか?真っ直ぐ出る方が好きだと言う人もいるかもしれませんが、クランクしていた方が道から見ても奥行があり、道路から玄関への見通しがつきにくく目隠しの役割もあります。舗装材や土間コンクリートなど、無機質な素材の中に、植栽を入れることで、四季や緑のある優しいアプローチに変えることができます。

 

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遠回りするような動線ですが、住宅全体のイメージと趣のあるアプローチにするためには動線を考えることが一番重要だと思います。

 

 

 

 

2.アプローチの素材に何を使う?

玄関ポーチにタイルを貼ってあるんだけど、雨の日滑るんだよね。

って相談受けることがあります。外用タイルですが滑り止めがついていないタイプのモノを使用していることがほとんどです。ガーデンルームの中や、玄関ポーチならまだしも(滑らないモノに貼り替えをおすすめします)、アプローチが雨の日に滑ったら洒落になりませんよね。

基本的にアプローチの素材として適している物は、雨の日に滑らないモノです。

例えば、ノンスリップタイルや、レンガ、天然石、インターロッキングなどがこれにあたります。モノによって価格も違いますので一概には言えませんが、

天然石・レンガ > タイル > インターロッキング (天然石・レンガが一番高い)

の価格順が目安になります。

インターロック 波型 S オレンジ 12個セット  アルビノイエロー(乱形石材) ガーデニング石材 

 

 

 

天然石みたいなタイルや、レンガみたいなインターロッキングがありますので、価格で悩まれている方は、そちらの商品も聞いてみるのも1つの手です。

ただ、天然石の高級感や年月を感じさせるリアルさは本物でしか出せません。ご予算と相談の上、プランナーの方に聞いてみましょう。

 

個人的には天然石とタイルが多いかな~と思います。汚れが付きにくかったり、見栄えがするのでおすすめしています。インターロッキング素材も最近の技術力の進歩には目を見張るモノがありますので、今後さらに期待しています。

 

3.住宅のデザインと調和はとれていますか?

 住宅と外構のデザインがちぐはぐしていると、とても残念でなりません。ご自身の納得いく金額、デザインの調和がとれた状態で工事していきましょう。一生のうちに一回か二回の大きな工事です。是非納得のいく形を実現していきましょう。

 外構の良いデザインは、使い勝手と見た目のバランスの良いモノです。どちらかに偏っていては使いにくかったり、見た目を犠牲にしていたりします。アプローチだけが外構のデザインではないですが、見た目を左右する重要なポジションです。毎日通るところなので、納得のいく良いモノにして素敵なエクステリアを完成させましょう。

 

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シマトネリコに詳しくなろう

 

シマトネリコ 樹高1.8m以上(根鉢含まず) 株立

 シマトネリコってどんな樹

最近人気のシマトネリコですが、簡単に言えば

『和洋どちらにも合わせやすい樹』です。どこに植えても違和感のない樹。

常緑樹で一年通して葉がついていますが、暖かい地方の木(台湾や沖縄)なので、

関東より東だと冬に葉が落ちる可能性があります。

シンボルツリーとしても活躍しますし、簡単な目隠しとしても利用されます。

 

成長は早く、土壌や環境が良ければ大きくなりやすいです。

ただ、強く剪定することができるので、コンパクトにまとめることも可能です。

価格帯は成長も早いこともあって、高さ2mほどで樹形を気にしなければ数千円で手に入ることもあります。良かったら植えてみてください。

 

 

 

植える場所は?

シマトネリコはガンガン日が当たる所よりは、柔らかい日差しが当たるぐらいのところの方が葉やけの心配がなくて葉の色は綺麗にでます。原産地は熱帯地方なので暑さには強く寒い地方だと半落葉になることが多いようです。

根付くまでは、水やりはたっぷりあげましょう。根付いてからは極端に乾燥していなければあげる必要はありません。

 

樹高はどのくらいまで成長するの?

場所が良ければ15mぐらいまで行くみたいですが、山のような環境じゃないとたぶん無理だと思います。植え付ける時は、2mから3.5mぐらいの大きさが流通量も多いです。

最低年一回は剪定してあげましょう。樹形も整いますし、大きくなりすぎて手がつけられなくなるリスクが減ります。

 

日々のメンテナンスで必要なことは?

夏場乾燥が続くようなら水やりする。伸びすぎないように気づいたら切るようにすることです。切るのは簡単なのでバシバシ切った方がコンパクトに整います。3m~4mになると一般家庭でできる人が極端に減ります。2m~3m以内におさえて、少し脚立にのぼって切れる範囲にしましょう。

 

名前の由来は?

島にある、トネリコ(トネリコという木です)で、シマトネリコらしいです。ほんとかどうか疑わしいですが。ちなみにトネリコは、落葉樹ですのでご注意を。

 

 

シマトネリコのあるある

  • 枯れた報告がほぼないので強い
  • 自分で剪定できないぐらい大きくなったといわれる
  • 病害虫の報告が少ない(芋虫がいたぐらい)
  • 小さい花の掃除が大変
  • 種が落ちて至る所からシマトネリコが生えてくる
  • 屋外の半日陰にあると、葉の緑が濃くなり、モサモサに茂る
  • お施主様に『シマネトリコ』と言われたときにさり気なく訂正するか迷う

 

メンテンナス頻度  少ない

 

価格        比較的安価

 

成長の度合い    早い

 

 

といったところです。成長は早いですが、手がかかるのは剪定のみです。すぐ伸びるので失敗しても修正ができます。シンボルツリーとして活用できる主役になる木です。お庭に一本入れてみたらいかがでしょうか。

 

 ※追記 H28.9

葉の成長も早いですが、同時に根の成長も早いです。花壇に植えていたシマトネリコの根が、花壇のレンガを壊し、土間コンクリートを持ち上げたという事例もありましたので、参考になればと思います。

根はいつも見えない部分ですが、5年や10年後に影響が出る可能性もありますので、植える場所、花壇レンガなどは十分余裕をもった場所に植樹することをお勧めします。

 

わからないことは聞いてくださいな。

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ハイノキを深く掘り下げてみる

 

庭木:ハイノキ(はいのき)  常緑樹 シンボルツリー  樹高:約140cm

ハイノキってどんな木

一言でいえば、『非常に繊細で可愛らしい樹』だと思います。葉は下を向いてうつむいているような表情を見せますが、春先に咲く白い小さな花は、本当に可愛らしく、通る人の目を引き付けます。

庭木としての浸透はまだまだ少ないですが、常緑樹の中では珍しく、非常に成長が遅いので重宝される木だと思います。常緑樹で目隠しまではいかなくても、緑が欲しいところで活躍しますね!

 

価格帯としてはちょっと高めです。成長が遅い木にありがちですが、大きくなるまで時間がかかりますので3mを超えているようなものですと、ウン万円という価格になることも・・・。

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植える場所は?

ハイノキは木漏れ日が当たるぐらいの日差しで十分な日照を得られます。山採りモノは、直射日光がガンガンというよりは、少し当たるぐらいの半日陰な場所で十分です。

畑モノのハイノキは多少の日当たりは問題ないですが、半日陰で育ててあげた方が、葉の日焼けがなく成長しやすいです。

水やりは地面に植えていれば、雨だけで十分ですが、日差しが強い日が続いたり、乾燥してきたら水やりをしてあげましょう。

実際植えてみると、一日中日が当たる場所では、葉が黄色くなって弱ってきてしまったりすることがあります。北側のほぼ日陰みたいなところの方が育ちやすい木だという印象があります。

 

 

 

樹高はどれぐらいまで成長するの?

庭木としては1.5m~3mぐらいのものが流通量がある高さだと思います。

樹高は本やHPでは9mとか10mとか書いてありますが、そこまで成長するには何十年って年月がかかりますし、土の状況や日照条件がそろっていないとそこまで大きくなることはありません。

基本的には自然樹形を楽しむ樹だと私は思っていますので、剪定も年一回しなきゃと肩肘をはらなくても問題ありません。

 

日々のメンテナンスで必要なことは?

基本的にはありません。ただ、乾燥には弱い傾向がありますので、乾燥が続いていたら水やりが必要です。剪定も枯れ枝を落とすぐらいで問題ありません。

 

名前の由来は?

ハイノキの灰汁を染物をするときに、色を安定させる役割の媒染剤として使用していたことから由来しています。灰色の木という訳ではありませんので、ご注意をw

 

ハイノキの個人的感想

自分の庭にも植えているのですが、樹勢が弱いので1本だけだと少しさみしい。ただ、全体的に低い木でOKなところや、植木の手入れが苦手でできれば剪定はしたくない、という場合に活躍する樹です。

 

メンテナンス頻度 ☆

価格       ☆☆☆

大きくなりにくい ☆☆☆

 

といったところでしょうか?緑は入れたいのだけど、剪定や肥料がわかんないから植えたくないという方には比較的おすすめです。肥料はあげてもらいたいですが、剪定がないだけでもメンテナンスとしてはかなり楽だと思います。

 

庭に樹を1本入れるだけでも全体のイメージが大きく変わります。植木でお悩みの方は是非一度ご検討ください。質問受け付けてます!!!

 

 

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