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知ってほしい!タイルデッキとウッドデッキの違い!!!

 

デッキの種類

大きく分けて2種類、ウッドデッキは、樹脂製のデッキか天然木かによって分かれていると思います。

  1. タイルデッキ
  2. ウッドデッキ *1

タイルデッキとウッドデッキどっちを選ぶ?

外構を考える上で、ウッドデッキが欲しいとか、タイル張りのデッキが欲しいとか、考えたことはありませんか?いいとこも悪いとこもさらけ出していきますので、参考にしていただけたらと思います。

 

 

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タイルデッキのメリット・デメリット

天然木デッキでは経年劣化の腐りや、ささくれなどがありますが、タイルデッキではそれらの心配がありません。LIXIL樹ら楽ステージや、三協アルミひととき等に代表される樹脂デッキのように、直射日光で高温になりにくいのも特徴です。夏場でも比較的快適にお使いいただけます。

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ウッドデッキに比較すると高価になる可能性が高くなります。住宅が外壁通気工法の場合、通気口をふさがないように、グレーチングなどで通気を確保します。

 

LIXIL | 商品ラインアップ カテゴリーから探す | タイル建材

 

庭まわり/タイルテラス|株式会社タカショー

ウッドデッキ(樹脂デッキ)のメリット・デメリット

樹脂デッキは意匠性、デザイン性、加工がしやすく、天然木のように定期的に防腐剤の塗装が必要ではありません。束柱や大引きなどの構造材はアルミ製ですので、底が抜けてしまったり、柱が腐食して倒壊したりという心配はありません。デッキの板材は、樹脂の中に木粉が配合されていますので、あたたかみのある素材が非常に人気です。

構造的、素材的に熱がこもりやすいので、夏場、直射日光が当たる場所だと、裸足で歩けないほどの高温になることもあります。サンダルなどを使用して出ていただく必要があります。(近年は各種メーカーさんが対策商品にしています)

 

www.biz-lixil.com

 

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ウッドデッキ(天然木デッキ)のメリット・デメリット

木が持つ素材感を楽しむことができ、裸足で歩いても気持ちよく、近年はDIYで作成する人も多くなっています。樹脂やタイルデッキではできない質感を楽しむことができます。腐食に強い木や、薬品を注入した木もありますので、木の種類や耐用年数を考えてから購入することをおすすめします。

デメリットは、風化して傷みがでる、メンテナンスが必要になる、ささくれがでること等が考えられます。3種類のデッキ材の中では一番、手がかかるモノではありますが、一番自然に近い商品です。

 

 

 

まとめ

ご提案させていただくことが多いのは、タイルデッキか、樹脂デッキです。長期的に見るとコストパフォーマンスに優れていますし、日々のメンテナンスで時間を取られることもありません。近年は安価なタイルもあり、樹脂デッキとタイルデッキの価格差も無くなってきました。住宅の外観や、イメージに合わせて選択していくことをおすすめいたします。

個人的にはタイルデッキが好きなのですが、職人さんによって仕上がりに差がでます。タイルデッキでご検討中の方は信頼できる職人さん(お店)に依頼することをお勧めいたします。

 

それでは!!!

*1:樹脂木デッキと天然木デッキがあります