嘘はつけない庭屋の本音

外構・庭・エクステリアを通して笑顔になる庭が増える努力をしています。

お庭屋さんになって思うこと

なぜ庭屋になろうと思ったか

もともと建築関係の仕事がしたくて、建築士を目指していたが、文系だったため建築学科に行くことができず、なんか建築系の仕事ないかな~って考えていたため。

早くから自分のやりたいことを考えていれば問題ないという失態でしたw

家ではなく、庭にしたのは、考えているデザインが反映されることが多いということで決めました。法律や決まりに縛られることが少ないので自由度が高い分野であること、他社との差をつけやすいというところで面白い業界であると判断した。これからの将来的な発展が行われる業界であるという点。

 

庭屋・エクステリア業者・外構屋はほぼ同義でいいと思います。厳密にいったら違うのかと思うが、一般的なイメージの中ではほぼ一緒だろうと思う。

 

外構・エクステリア・庭の違い

やってることはほとんど違いはないと思うのですが、庭師と言われるとちょっとイメージと違うかも。外構・エクステリアというと駐車場とかブロックを積んだりするイメージです。庭というと、植木を植えたいとか、ガーデンルームやウッドデッキを付けたいという要望が多いイメージ。

 だいたいエクステリア業界の方々は、デザイナーで営業で監督でという1人3役こなしている方々が多い。デザイナーでお洒落な人ばかりかというと、そういうわけではなく、作業着で現れる方や、強面の方も結構いらっしゃいます。職人さんの相手もしなきゃならないので、なめられてばっかりでは困りますし!土木から参入してくる人もいるので、まだまだ男社会であるのま間違いない。

 

庭屋になってよかったこと

樹木の知識をつけることができたので、道端の木の名前はわかる。各観光名所にいって、この素材はこの地域でとれた『〇〇石』だというのもわかりる。

家族には、仕事の目になっているといわれることが多いですがw

商売する上で絶対必要な、原価・販売価格・定価などの概念を知ることができ、利益をあげるためにしなくてはならないことがわかり知識になった。

年配の方との交流が増えた。職人さんはみんな高齢の方が多くて、若くても40代ぐらいなので、普段あまり話す機会が少ない人とも会話することができて楽しい。孫みたいに扱われるので、居心地はいい。w ← ちなみに私は20代です。

 

一番よかったのは、自分が考えたデザインをお客様の自宅で作ってもらえるという点。街が自分のデザインでいっぱいになったらいいのになぁって野望を抱いています。

 

庭屋になって悪かったこと

 人の家に遊びに行くと、こここうすればもっと使い勝手いいのにとか、このデザインなんかおかしくない?とふと思ってしまい。旅行先でも同じ現象になってしまうこと。どこに行っても仕事のコトを考えてしまうので気分的に休まらないかもしれません。

平日は職人さんたちが動いているので、平日に休みがあっても、現場へいかなきゃいけないことも多々。電話も鳴るので、投げたくなる時も。。。w

 

まとめ

いいことばかりではないが、自分の好きなものを人のお金を使って作らせていただいている仕事なので、ものすごく楽しい仕事だと思う。お客さんに工事が終わった後に、『ありがとう』って言ってもらえる仕事なのでものすごくやりがいがある仕事なのは間違いない。

できれば若い世代の人が増えてくれるといい業界になると思うんですけどね。

 

 

 

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