嘘はつけない庭屋の本音

外構・庭・エクステリアの疑問に答えます。

ソヨゴは成長の遅い常緑樹です!!!

ソヨゴは伸びにくい樹です。

 常緑樹で緑の美しいソヨゴですが、成長が遅い木。その代わり購入する場合は他の常緑樹に比べても高額になることが多いです。大きくなるまで手がかかるからです。

 

 成長が遅い常緑樹としてはハイノキも挙げられます。ソヨゴは、ハイノキに比べて、重厚感のある厚い葉、緑に映える赤い実がなる貴重な常緑樹です。

 

 伸びない樹はありませんが、伸びにくい樹をお探しの方にはお勧めします!!!お手入れが少ない樹という部分からすれば、消毒や水やりなどは必要ですが、剪定が少ない植木です。株立ちのソヨゴではボリュームもあり、シンボルツリーとしてもお勧めです!!!

 

 

 ソヨゴには、単木、株立ち、雄雌がありますので、購入の際には注意してくださいね。多いのは雌の株立ちが一般的です。一本立ちのソヨゴも大きくなると迫力のある樹形になります。私は個人的に好きです。

 

ソヨゴは和風と洋風どっちに向いている?

 ソヨゴは昔から和風なイメージが強い樹木です。雑木な庭にもお使いいただける植木です。コテコテの洋風やリゾート風なイメージを求めているお客様には提案しにくいかもしれません。

 

 余談ですが、まだ駆け出しの頃、植木の種類も知らなくて、白を基調としたリゾート風なお庭の真ん中にソヨゴを提案しました。そりゃないだろうって当時の上司に言われましたが、押し切って真っ白いタイルデッキの前に置いてみました。雰囲気的に無しでしたね。今でもソヨゴをプランに入れる時に思い出します。

 

雑木のお庭には重宝する樹ですので是非取り入れてみてください。

 

 

『美しい住まいの緑』

これから外構を考えている人にはおすすめです。

雑木の庭というか、これから主流になってくるのではないかというお庭づくり、本来あるべき庭の役割などが述べられています。ソヨゴを使ったお庭の施工例も載っておりました。

 

雌雄どちらのソヨゴにも花は咲くのか?

雌雄どちらのソヨゴにも小さな白い花が咲きます。雄の方が少し少ない印象です。

写真は雌ですが、少しだけ花の見た目も変わります。

かわいらしく、小さいので、掃除はシマトネリコなどに比べるとそこまで大変ではありません。

 ちなみにソヨゴの雌雄ですが、市場に出回っているものはほとんど雌のようです。先日雄が欲しくて探してもらったら、一か月ぐらいかかりました。植木屋さんのリサーチ力が乏しかったのかもしれませんがw

ソヨゴの特徴でもある赤い実は、雌にしかなりませんので、間違って雄を買ったら実がなりませんので、気をつけてくださいね。

 

育てやすさはどう?病気にかかりやすいの?

 ソヨゴには病気の原因になるカイガラムシやアブラムシがつくことがあります。定期的な消毒、殺虫剤の塗布をお勧めします。

 たとえば『スス病』を発症しているソヨゴはよく見かけます。スス病は、カイガラムシやアブラムシの分泌物を栄養としてスス病菌が繁殖するために起こります。植木の病気で多いのは、虫がついたことが原因で発症することが多いです。直接植木への害がない場合でも、関節的に病原菌の繁殖を助ける生き物がいることで病気を発症するパターンが多くなります。

 

 スス病はソヨゴ特有の病気ではなく、様々な樹木で起きる病気です。私のいる土地柄かもしれませんが、スス病になっているソヨゴを数多く見てきました。ソヨゴと上手く付き合っていくには、消毒・殺菌は定期的に欠かさず、葉の様子はチェックしてあげてください。葉の様子がいつもと違って見えるようだったら、病気の合図かもしれません。消毒や殺菌の頻度に関しては、少なくても年間で2回は必ず施工していただきたいと思います。自分でできない場合は、植木屋さんに頼んで、病気になる前に対処していきましょう。

 

 

 

 

ソヨゴのまとめ

 成長が早い常緑樹が多い中で、数少ない成長が遅い樹木です。植木の管理の中で大変な事は、水やり、剪定、病気、等々。その中で剪定がおろそかになりがちです。剪定をしない場合、風通りが悪くなり病気にかかりやすくなります。

その手間が他の植物に比べると少しだけ少なくなりますので、剪定なんか全然したくないという方は是非一度検討してみた方がいい樹です