外構工事とエクステリア工事って違いがあるのか?
外構とは住宅の外にある構造物(カーポートやフェンス、門塀などなど)。
20年前の外構工事というと、境界のブロックやフェンスなど単純な工事が多く、図面などをしっかりと描いているところは少なかったと考えられる。当時は外構全体をトータルで提案する方法が限られ、手描き図面を作成する場合には多大な時間や描画センスを問われることがあった。
コストや防犯に重点があった時代。
エクステリアとは建築に限られることなく外装(空間)のこと
インテリアの対義語として用いられることが多い。エクステリア工事といえば、住宅の外(住宅も含めた)の空間を施工することと捉えることができる。近年のエクステリア工事としては、顧客のニーズも変わり、外観に対するこだわりが強くなっている。外回り全体を機能的かつ美しく見せるデザインが重要になってきている。
見た目や機能、デザイン性に重点がある時代。当たり前のこととしてコストと見た目のバランスはついてまわる。
エクステリアメーカー大手の『LIXIL』さんのホームページより。
https://www.lixil-reform.net/meister/exterior/story/
外構もエクステリアもほぼ意味は同じ
外構もエクステリアも内容は一緒。施工という部分に関しては職人が同じ作業を行う。エクステリアは造語なので、空間をデザインするという想いも込めて最近ではエクステリア工事やエクステリアプランナー等と呼ばれているらしい。
外構工事もエクステリアも認知度はあまりありません。自分の仕事の説明をすると必ず言われるのが庭師です。。。
エクステリアや外構をもっと多くの人に知ってもらえたらと思う。そして、モノを売るだけではなく、居住空間を提案できるエクステリアプランナーがもっと多くなれば、豊かな街並みや景観を作っていける。
また自分もその一人でありたいと強く思う。