株立ちのアオダモを植えてみよう!
シンボルツリーにお悩みの方、株立ちのアオダモを植えてみてはいかがでしょうか?アオダモは別名、『コバノトネリコ』、『アオタゴ』と呼ばれることもあります。樹形は枝葉が少し広がり気味で、下枝がなく、上に葉が多く残るイメージです。
アオダモは、白い小さな花が咲きますし、小さな実がなります。小さな花はさりげないほどに主張はしませんので、花はあんまりという方にもお勧めです。
雑木の庭や、シンボルツリーとしても活躍する樹です。市場にでている樹の高さは、2m~5mぐらいのものが主流です。一般住宅では2m~3mぐらいのもので十分な大きさだと思います。山などにあるアオダモでは樹高15mぐらいで、太い幹の樹木もありますが、一般住宅ではそこまで大きくなることは稀だと思います。
なぜシンボルツリーのアオダモは株立ちが多いのか?
アオダモは単木のものもありますが、株立が圧倒的に多いと思います。もともと樹の上部に葉をつける性質の植木ですので、シンボルツリーになるほどのボリュームになるまでは相当な年月がかかります。シンボルツリーにするなら株立ちのアオダモでボリュームを出しましょう。
アオダモは和風・洋風どちらに合うの?
結論から言うと、アオダモは和洋どちらのお庭にも適しています。自然な樹形が楽しめる樹木になりますので、白い壁の前に植えても樹形が映えますし、落ち着いた暗い色の壁の前でもとても綺麗です。枝にも模様が入り、葉が落ちてから樹の肌は魅力的ですよ。枝葉が少なめな樹なので、軽い印象で、雑木の庭にも適しています。
しいて言うなら、葉の色が濃い目なので、明るい感じの庭や玄関前に入れるなら、アオダモより、アオハダの方が適しているかもしれません。
下の本は、雑木の庭や、庭の使い方などが書かれている本です。私のお気に入りなので皆さんも是非見てみてくださいね。
アオダモの成長は早いのか?
【現品発送】アオダモ 株立樹高2.6-2.7m(根鉢含まず)【大型商品・配達日時指定不可】
アオダモは落葉樹の中では成長が遅い植木に属すると思いますが、それなりの樹高になりますので、適度に剪定して維持していくことが求められています。アオダモの樹形や見た目を考えると、2.5m以上の大きさ程度に維持してあげた方が見た目が綺麗です。
外構屋の仕事始めてから10年ぐらい経とうとしていますが、アオダモがめちゃくちゃ大きくなって困るっていう話は聞きません。そして、病気や虫が付きやすいという話もあまり聞きません。なので、管理としては比較的簡単な部類に入る植木なのだと思っています。
たまにお客様でも、何にも手入れしないで、「虫がついた」、「枯れた」、「大きくなって困る」って電話かけてこられる方もいます。植木の管理としては、必要最低限の水やり、消毒、剪定は必須です。ほっといて、綺麗な状態を保てると思っている方は、残念ですが、造花を植えていただくことをお勧めしますw
実はアオダモはバッドの原料だった。
実はアオダモは固い上に粘りがある材質で古くからバッドの原料であったり、釣り具の原料として使われているときもありました。
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実際こんな感じでアオダモを使用したバッドが売っています。固い、粘りがあるという特徴がある樹
アオダモはこんな人に向いている!!!
アオダモは成長の遅い落葉樹です。落葉樹は大きくなる樹が多いですが、比較的ゆっくり伸びていく樹ですので、『剪定が苦手』、『虫が怖い』、『魅力的なシンボルツリーが欲しい』という方に向いています。
そこまで虫に気を遣う樹でもありませんが、消毒や殺菌は年一回していただくとさらに安心なシンボルツリーライフを過ごしていけると思います。
植木をお探しで良い木が見つからない場合には、『アオダモ』も候補に入れてみてくださいね。
わからないことがあればコメント欄へどうぞ!!!
他にはこんな木があるよ!