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現役プランナーが選ぶ、フェンスの素材は何を選ぶのが正解なの?

現役エクステリアプランナーが選ぶ最強のフェンス

エクステリア業界に入って、10年以上。今までお客様宅に施工した知識や、経験を生かして、外構でお勧めの商品を紹介します!今回はフェンス!!!フェンスと言っても素材に関しては種類も豊富ですよね。

どんなフェンスを選んだらいいのかわかりませんよね。提案されたフェンスのままでいいよねって思うだけでなく、なんでそのフェンスにしたのか、なんでこのフェンスじゃダメなのか、理解して外構工事に臨みましょう!!!

 

いってみましょう!!!

フェンスの素材としてよく使われるモノはなに?

  • アルミ
  • スチール
  • 樹脂
  • 木製

簡単に分けると4種類に分けられます。では、それぞれの特徴についても考えてみましょう!

 

対候性NO.1 アルミフェンス

外周のフェンスに関してはシェアNo.1だと思います。種類も豊富で、目隠しフェンスから、ローコストフェンスまで幅広い形状があります。そして何よりも耐候性が一番いいのも、アルミ素材です。

 

ルーバーフェンスになります。目隠しもしつつ、風を通すことができるフェンスです。

 

目隠しフェンスから、格子フェンスまで種類の豊富さがアルミフェンスの特徴です。

 

木目調のフェンスもありますので、アルミ特有の固さを和らげることもできます。

耐久性も抜群、見た目も種類が多い、価格もローコストからハイクオリティモデルまで多種多様な商品を選ぶことができる素材になります。

 

 

コスパ最強のスチールメッシュフェンス!!

コスパが高いフェンスとして有名なフェンスがスチールメッシュフェンスです。公園や、公共事業で使われることが多いフェンスです。最近では、一般の住宅向けのローコストフェンスも人気がある商品です。

 

スチールフェンスなので塗装被膜が剝がれてしまうと、サビが出る可能性があります。サビが出たときの対処は塗装していただくことをお勧めします。

普通に使っていただく分には、耐久性も十分あります。住宅の建て替えぐらいまでは問題なく使える商品です。

 

コスパ重視や、ドッグランなどにも使用できるフェンスです。

 

やわらかい質感は樹脂でしか表現できない

樹脂フェンスの良いところはやっぱり、素材の柔らかさですよね。樹脂にしかできない質感や凹凸が特徴です。

アルミフェンスでは難しい板張りフェンスのイメージができます。柱はアルミ角材で作成されることが多いため、耐久性も十分あります。

デメリットとしては、種類によっては色の褪せが顕著に出ることもあります。

樹脂フェンスを選ぶ際は、色あせの情報や、劣化がどのように進むかを確認してから選択していただくことをおすすめします。

 

質感はNo.1自然派フェンス 天然木

天然の樹木を使ったフェンスを作成することもできます。近年では施工数もだいぶ少なくなりました。理由としては、塗装が必要になることがとても多く、塗り替えを数年に1度施工しないと腐食が進んでしまうという理由もあります。

近年では施工するコスト的な利点も少ないので、施工数が少なくなりました。

 

塗装をしっかりしない場合は、5年ほどで腐食が始まります。

それにも負けないぐらい自然の温かみや、劣化することも一つの変化なので、ライフスタイルにもよりますが、天然木を選択する方もおりますので、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか?

 

結局フェンスはどれにすればいい?

モダン・シンプル派は、アルミフェンスをお勧めします。住宅の見た目にもよりますが、メンテナンスが少なく、形状もシンプルですっきりした見た目になるのはアルミフェンスです。

 

ナチュラル派の方は、樹脂フェンスをおすすめします。天然木フェンスもいいとは思いますが、お手入れの面を考えると圧倒的に樹脂フェンスですね。塗装することもそんなに簡単なものではありませんので、お手入れが少しでも簡単な樹脂フェンスをお勧めします。

 

フェンスについて、少しは詳しくなりましたでしょうか?わからないことや質問してみたいことが是非コメント欄までどうぞ!!!