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絶対おすすめ!!!砂利敷きには防草シートを敷くべき!!

お庭屋の眞野です。こんにちは。外構工事、もしくは外構リフォームをお考え中の方は必見です。外構で大きな面積を占める部分としては駐車場が挙げられますが、次に多いのは砂利敷きです。特に住宅周りに敷き詰めることが多いですが、砂利をそのまま敷いてしまうと良くない事が多々ありますので注意が必要です!!!

 

防草シートを敷かずに砂利敷きしたら起きるマイナスポイント

  1. 草が生えてくる(砂利があるので抜きにくい)
  2. 良く歩くところは沈下する
  3. 土と混ざってしまう

 砂利を敷くことによって草が生えにくくなるのは事実ですが、超強力なスギナ等は簡単に砂利上に出てきます。しかも地下茎を増やしていくので、どんどん砂利下の土に根を這わせていきます。こうなると手が付けられなくなるので除草剤や、根こそぎ抜きまくるという手段を選ばなければなりません。草むしりは避けたい部分だと思うので、しっかり防草シートを敷いていきましょう。

 砂利の下に防草シートをしかない場合、しっかりと整地されていたとしても、徐々に土に埋もれていき、土と混ざってしまい、砂利が沈んでしまうことが良くあります。砂利の沈下を抑えるためにも防草シートをしっかりと敷くことをお勧めします。

 

防草シートを〈砂利の〉駐車場に敷くときの注意ポイント

 砂利の厚みを100mm程度確保して敷きこみましょう。50mm程の厚さだと、タイヤの巻き込みで防草シートが砂利と一緒に動いてしまい、最悪地表に顔を出す可能性があります。ピンが抜けてしまったりすることもありますので、50mmの厚さでは防草シートは敷かない方がベターです。

 100mmの厚さならよっぽど強力な草でなければ生えてこないと思いますが、防草シートを入れた方が確実です。

 

防草シートを選ぶときのポイント

  1. 安ければ良いという考えは捨てる
  2. 実績がある商品や大手メーカーの商品にする
  3. 業者が施工する場合は、どの商品か確認する

 

 防草シートはホームセンターにも普通に販売しています。種類が多いので、太陽にかざしてスケスケの商品や、引っ張れば破けてしまいそうな商品はやめましょう。草はすぐ貫通してきますので、敷くだけ無駄です。

 日本製、海外製、様々な商品があり、ピンからキリまで種類は多数です。工事実績や、耐用年数など考慮して選択しましょう。基本的には露出させて使うものはないですが最高品質のモノは、砂利を被せなくても15年耐えられる物もあります。

 

色々あるけど、どれがいい防草シートなの?

 メーカーはいろいろありますが、私はデュポン社製のザバーンを昔から使用しています。他のメーカーさんの防草シートを使用したことがないので性能はカタログ表記しかわからないので、いずれ使用してみたいと思います。ということで今のところはザバーン!!!他のも使用したらレビュー書きます。

 

 

 ご自分で防草シートを敷くときや、砂利敷きだけでいいやと思っている人に読んでほしいブログでした。お庭の事で困っていることはお気軽にコメントください。