植木の剪定は難しくない、今から植木の剪定をはじめよう
まずは、剪定道具を揃えよう
植木の剪定をする上で準備しておきたいモノがこちら。
- 剪定用はさみ
- ノコギリ
- ごみ袋
- 脚立(3~4尺あれば2.5m~3mぐらいの木まで届く)
今回ご紹介するのは、自宅に植えたシンボルツリーなどの簡単な剪定です。植木屋さんに頼む程ではないけど、ほっといたら伸びてしまうし、どうしたらいいかわからない人に参考にしてもらいたいと思います。専門の植木屋さんに比べたら簡単ですので、チャレンジしてみたら意外とできるかもしれませんよ。
どの枝を切ればいいの?
剪定について調べると、この枝を切れって書いてありますが、難しく考えずに、
- 混み合っている枝
- 中心に向かって生えている枝
- 中心の根元近くから生えている枝
- 交わっている枝
- 上に向かって必要以上に伸びてしまっている枝
この基準の中で切っていけば綺麗に剪定ができるはずです。下の図は切るべき枝の名前がありますが、もっと簡単に考えて剪定してみたらいかがでしょうか。
※庭チャンネルより引用(絵が可愛かったので)細かくわかりやすく記載があります。
http://niwachannel.jp/contents/guide03.html
剪定する枝の位置は?
正確には切るべき枝というのには名前がありますが、植木屋でもなければ覚える必要もないですし、私もちゃんと覚えてません。私は半人前ではありますが、普段使う事ないですもん。
剪定するときに悩むのが、枝を切る場所。下の写真のように芽が出てきているところを目安に切りましょう。中途半端に切ると樹形が綺麗に見えません。
これぐらいの位置で切ると芽から新しい枝が綺麗に生えてきます。
そして枝を切るときは、あまり残さずに、根元から切ることが基本です。
樹形をコンパクトに仕上げる場合は、枝を落としたり、樹勢の強い樹は、強剪定をする必要があります。樹種によっては5~6mになるものもありますので、自分で剪定できなくなる前に、切っておきましょう。
剪定なんてしなくてもいいんじゃないの?と思っている方へ
山を見れば大きな樹が茂っていて、誰も管理していないのに葉が出て花が咲いていますよね。でも、庭に植えられていると、限られたスペースの中でしか成長できませんので、込み合った葉の中で日照不足になり、全ての枝に栄養分が行きわたらず枯れてしまうこともあるかもしれません。風通しが悪ければ、害虫がついて病気になってしまうこともあるかもしれません。それら樹の健康に関するリスクも剪定することによって抑えることができます。定期的に樹高を抑え、メンテナンスのしやすい大きさに維持することで、剪定の手間を軽減することができます。そして自分で剪定することで、楽しいガーデニングライフを送ることもできます。
最近はガーデンセラピーという自然療法も書籍になったりしています。
樹木があることで四季を感じられ、蝶など自然を強く感じることができます。社会の喧騒の中で揉まれた疲れを癒す場所としてのお庭が根付いてくれるといいですね。
剪定で分からないことは質問してください。