現役エクステリアプランナーが伝えるツリバナの魅力!!!
エクステリア業界に入って、もう、10年。今までお客様宅に植えた知識や、経験を生かして、外構でお勧めの商品や植木を紹介します!
植木は奥が深くて、心癒されていいですよー!変な名前の植木が多いので、覚えるのが大変ですので、名前は覚えなくていいです!
少しでもお庭や植木、エクステリアに興味を持っていただけたら幸いです。
では行ってみましょう!
落葉低木と言えばツリバナ!!!3行で理解しよう!!!
ツリバナの特徴はこれだ!!!
- 落葉低木で、花や実が吊り下がってできることからツリバナと呼ばれる。
- 成長の速度は遅めで、不要な枝を落とすだけの剪定でOK!
- 病害虫に強く、土壌を選ばない。雑木の庭で使われる事が多い!
頑張って三行でまとめてみましたが、文章読むより、写真の方がわかりやすいので、下に写真を添付します。
どんな樹か見てみよう!!!
私がツリバナが好きな理由は、冬の景色にこの赤い実がとっても映えるところです。冬の落葉樹は枝だけになってしまって、なんとも寂しさが漂いますが、葉が落ちた後もしばらくこの赤い実が残るので、彩を与えてくれます。
葉が落ちて寂しい庭に、この赤い実があったら、、、
想像するだけで、可愛く思えませんか?
寒い庭に出てみたいと思いませんか?
今回紹介するツリバナは、冬の庭に彩をプラスする植木です。
ツリバナの特徴とお手入れについて
ツリバナは、落葉低木で成長も遅く、剪定も不要な枝を根元から間引く程度で問題ありません。樹高は、3~5mぐらいと図鑑などには書いてありますが、5mになるまでは、年月も要しますし、環境が良くないと難しいと思います。
病害虫にも強くて、維持管理について心配なのは水やりぐらいです。乾燥を嫌う樹なので、できれば高木の下などの半日陰に植える事をおすすめします。炎天下が続くときや、雨が全く降らない時期は、水やりに注意してほしい植木です。
表面が乾いたら、水をたっぷりあげてくださいね。
秋は紅葉がとっても綺麗です。ただ、場所によっては、赤くならず、黄色くなって落ちることもある気まぐれな樹です。ちなみに、私が住んでいる場所では、黄色くなって落ちていきました。。。
名前の由来は?
花や実がつり下がっているように見えるので、ツリバナと呼ばれています。
花がぶら下がっていて、小ぶりな赤い実がつくので、かわいらしい植木です。
ツリバナはシンボルツリーとして向いているのか?
はっきりと言いまして、
『向いていません。』
一本の植木でボリュームがある樹ではありませんし、見た目も華奢です。大きな木の根元や、小さめの庭にアイキャッチポイントとして用いるのが正解な樹です。
アイキャッチポイントとは、リビングから見える植木の風景や、アプローチの近くにおいて、目を引き付ける場所の事を言います。視線を窓などに集中させないように、窓の手前に植木を置くなど、アイキャッチがあることによって、奥まで視線が届かないので、視線を感じにくいが、目隠しフェンスなどと違って、開放的な状況を作り出すことができます。
シンボルツリーとしてではなく、落ち着いて紅葉が見える場所だったり、坪庭などには適していると思います。
庭に何か彩を与えたい人は是非、
『ツリバナ』
おススメです☆
余談ですが、ツリバナの花言葉があるんですが、
『片思い』
だそうです。なんともロマンチックな・・・。
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またみてねーーーー!!!