嘘はつけない庭屋の本音

外構・庭・エクステリアの疑問に答えます。

そのウッドデッキ、何に使うの?ウッドデッキにするなら樹脂かハードウッドがお勧めです!

最近打ち合わせの中で、

『ウッドデッキを作ることが夢でした!』

と、少し恥ずかしそうに話してくれるお客様がいます。

お庭の夢、マイホームの夢を聞くと、なんか嬉しく感じます。同時にいいお庭作りたいなって思います。逆に適当にどうでもいいから見積もりくれ!って人に会ったら、やる気を削がれます。

 

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ウッドデッキを作りたいっていう人には、ウッドデッキをどう使うのか質問しています。漠然とウッドデッキ欲しいという方は多いですが、じゃあそのデッキどうやって使うのか答えられる人は少数です。

 

窓の前に、2間×6尺(3600㎜×1800㎜)のデッキを作って何に使えるか考えてみてください。テーブルや椅子を置くには小さすぎるし、縁側みたいに使うには広すぎるし、昼寝するには視線が気になります。

 

ウッドデッキの上でくつろいだり、テーブルを置いたりする場合には、ある程度の大きさと、外部からの視線を防ぐ目隠しになるものが必要です。私は、ウッドデッキは単体で存在するわけではなくて、庭と家の中をつなぐ中間地点のようなものだと思っています。デッキがあるから外へ出る機会が増えるという使い方がベストだと思っています。

 

ウッドデッキの素材は何があるの?

  1. 樹脂製ウッドデッキ(人工樹脂デッキ)
  2. イペ・セラガンなどのハードウッド(天然木デッキ)
  3. マツや杉材などに加工を施した天然木(天然木デッキ)

 

樹脂製デッキの特徴とデメリット

人工樹脂デッキは、LIXILや三協アルミ、YKKなど、多様な商品があります。メーカーによって、板幅、素材感を天然木に似せたモノ、色に特色があります。

人工木デッキを選ばれる場合の注意点は、炎天下では裸足で歩けないほどの高温になることです。直射日光を避けるための、シェードやテラス屋根など日よけがあると軽減されます。そしてもう一つは、樹脂デッキ特有の質感です。特徴でもありますが、天然木と比べると木が本来持つ柔らかい感触が劣ります。

 

お手入れの面に関しては非常に優秀です。防腐剤の塗布や、ささくれなどの心配がないことで、小さいお子さんがいる家庭でも安心して遊ばせておくことができます。風雨にさらされる事が多いウッドデッキですので、無塗装のレッドシダーや米松材では劣化して、腐りますので注意が必要です。

 

樹脂木デッキでは、大引きや束柱などに使用する材料が、アルミ部材のことが多く構造体からの腐りなどはほとんどありません。長くお使いいただけ、さらに比較的安価に施工することが可能なウッドデッキになります。

 

 

ハードウッド材や、加工された木材もあります!!

イペ・ウリン・セランガンバツなどウッドデッキを検討したことがある人なら一度は聞いたことがある樹の名前に代表される樹が、ハードウッドです。東南アジアでは、水の中にあっても百年以上腐らないといわれるほどの強度・性質があります。ウッドデッキの床材に使用した場合には、経年変化で白っぽくなり、シルバー系の色味を見せるお洒落な木材です。無塗装でも腐りなどが出ることはめったにありません。

ハードウッドのデメリットとしては、表面の劣化によるささくれの危険がありますので注意が必要です。ハードウッドのささくれ(というかトゲ)は固くささります。木材の種類によってもささくれが出やすい樹や出にくい樹があり、購入の際は検討された方がいいと思います。

 

そしてもう一つ、日本にある木材というわけではなく、輸入に頼っておりますので、高額になるケースが多いです。ハードウッドという名前の通り、固く強固な木質ですので、重量もあり、加工が多く必要になり施工費も高額になる可能性が高いです。樹脂製のデッキと比べたら施工性は雲泥の差ですのでしょうがないんですが。。。

 

大引きや束柱などもハードウッドで施工することが可能ですが、加工が大変なこともあり、先日施工したハードウッドデッキでは、樹脂デッキ用のアルミ製の大引き材や束柱を使用して(材料が重くなるので、本数は増やします)施工しました。

 

加工された木材としては、タカショーさんカタログにある、タンモクウッドシリーズなどが挙げられます。木を炭化させることにより木材の細胞を分解、木材腐朽菌の繁殖を抑えさせた、天然木だけども腐らないという、良いとこどりした商品になります。

加工費がかかるので、それなりの金額がかかるのですが、施工性はハードウッドよりも良く、優しい質感になりますので、私は結構好きです。

ただ、塗装が必要になりますので、塗装に関してのメンテナンスは天然木デッキとあまり変わりません。表面がハードウッドに比べると柔らかいので、傷などはつきやすいデッキです。

 

 

まとめ

コストで選ぶなら樹脂デッキ!!!

見た目と質感、強度で選ぶなら、ハードウッドデッキ!!!

施工性、質感で選ぶなら加工された木材デッキ!!!

 

をお勧めします。どの商品も一長一短ありますが、コスト面では樹脂デッキがリードし、腐りもなく長持ちしますので、お勧めしています。ハードウッドやタンモクウッドなどの天然木材デッキは、コスト面ではそれなりの金額しますが、本当の木材でしか出せない温もりを感じることができます。お手入れがかかっても、天然じゃなきゃダメだって思う方は是非天然木デッキをお選びください。

 

デッキを考えている方でわからないことがあれば、お気軽にコメントくださいな!!!

それでは!!